私たちについて|Who we are
Theater Reminiscence(レミニッセンス)は、2012年の公演『思いだす』(作:岸田理生)をきっかけに立ち上げた小さな創作ユニットです。主に言語と身体表現を等価に扱う詩的な舞台作品を創作してきました。
舞台・朗読・パフォーマンス・映像・演劇、映像、身体表現といったジャンルを横断しながら、既存の枠にとらわれない、内面的な表現を追求しています。
Reminiscenceが目指すのは、“物語を伝える”のではなく、“記憶に触れる”こと。
理解よりも感覚、説明よりも余韻。
言葉にならないもの、語りえぬものを、静けさや身体、詩的な言葉の断片を通して観客の中に立ち上げていく――そんな舞台表現を模索しています。
作品ごとにチームを組み、プロフェッショナルからアマチュア、ダンサー・俳優・語り手など、表現の垣根を越えたコラボレーションによって、その都度“場”を生成していくのも特徴です。
あらかじめ定義された「演劇」ではなく、いまここにしかない “瞬間の記憶” を、舞台の上に立ち上げること。それが私たちの創作の原点です。
主宰 profile
YUKI (俳優) / 笹森幸(演出・プロデュース)
略歴:「岸田事務所+楽天団」出身。ほぼ最後の劇団員。劇団退団後はダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」創立メンバーとして参加。
【主な出演作品】
1990「岸田事務所+楽天団」入団前劇団代表作『糸地獄』の稽古見学中、代役を務めていたところ、少女娼婦役に抜擢され、東京国際演劇祭、1992年オーストラリアのアデレード・パース国際演劇祭に出演
同時期映像作家山口卓司氏の映像作品に出演し、海外コンペ等で入賞
1993年 ぬ企画ジョイント公演「SMELL」ソロ
1994年 ぬ企画「赤い鳥×××風景」
1995年「伊藤キム+輝く未来」創立メンバー(ダンサー)として参加
中野テルプシコール『蠅の王』
渋谷ON-AIR EAST『BODY MARKET』
1997年以降フリーで活動
岸田理生作品連続上演2005 ルームルーデンス「処女戯曲眠る男」
2005/12/25 風煉ダンス「マツハシ聖夜」 浅草 木馬亭(2005/12/23-25)
岸田理生作品連続上演2006 ユニットR「八百屋の犬」
ルームルーデンス 2006年「夜長姫と耳男」
同 2008年「八百屋お七-テロル版」
2008年 風煉ダンス「快速船」
2011年より単独で舞台公演「MM」
2012年 Reminiscence 「思いだす」
2014年 ABTriangle 「しんしゃく源氏物語」
2015年 ぬ企画「新芝浦食肉センター」
2018年 第12回岸田理生アバンギャルドフェスティバル リオフェス2018 参加作品 吉野翼企画 『 野外劇 新譚 糸地獄 』雨役
2018年 テアトロ コメディア・デラルテ 大塚ヒロタ「You'll Never Walk Alone」
2025年 リオフェス2025参加作品 詩劇『メディアマシーン』主演、演出

