リオフェス2025 参加作品 詩劇『メディアマシーン』

無事、全5公演を終演いたしました。ご来場・ご声援いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

アンケートにご回答いただけると、「コルキスの女たち」ステッカーがもらえるよ!

【出演者変更のお知らせ】

このたび詩劇『メディアマシーン』(リオフェス2025参加作品)において、出演を予定しておりました 反町鬼郎 さんは、諸般の事情により降板となりました。楽しみにしてくださっていた皆様、本当にごめんなさい。 

代役として、中山 将志(なかやま・まさし) さんをお迎えする運びとなりました。 舞台を中心に幅広くご活躍されてきた中山さんは、確かな演技力と繊細な表現を備えた俳優であり、本作においてもその存在が作品世界に新たな厚みをもたらしてくださるものと存じます。

『メディア・マシーン』は、予定通り上演いたします。 すでにご予約いただいているお客様で、出演者変更によりご来場を見合わせるご希望がございましたら、メールにて承ります。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げますとともに、 新たな布陣でお届けする本作に、どうぞご期待ください。

Theater Reminiscence 主宰・笹森幸 拝

期間: 7月1日(火)~7月3日(木)

7月1日(火) 19:30~20:45(終演予定)

7月2日(水) 14:00~15:15(終演予定)

      19:30~20:45(終演予定)

7月3日(木) 14:00~15:15(終演予定)

      19:00~20:15(終演予定)

※開場は開演の30分前

料金:前売¥3,000 当日¥3,200 (1ドリンク付) 

会場:PerformingGallery&Cafe絵空箱

お問合せ:reminiscence0112@gmail.com

作・岸田理生 演出・笹森幸

出  演:YUKI 中山 将志 葉兎来 古川茉那佳 陽月望結

スタッフ:照明◎髙瀬勇佑 音響◎深津哲也 舞台監督◎深津哲也

     演出助手/振付/宣伝美術/制作補助◎ChatGPT

主催◎Theater Reminiscence

共催◎岸田理生アバンギャルドフェスティバル実行委員会

後援◎理生さんを偲ぶ会 協賛◎Performing Gallery&Café 絵空箱

       🤝 協力:株式会社エ・ネスト(E・NESTO Co.,Ltd.)

       ECM Records GmbH  🔗ECM Records Official Website

🎹楽曲:

“Modul 58” (Nik Bärtsch - Ronin Rhythm Productions)

Performed by Nik Bärtsch's Ronin

 © 2018 ECM Records GmbH

Used by arrangement with ECM Records

     🔗Album AWASE on ECM Records

     🔗 Nik Bärtsch’s Ronin – Modul 58 (Spotify) 

作品について

概要:
本作『メディアマシーン』は、ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーによる象徴的で断片的なテキスト「メディアマテリアル」を、岸田理生が劇団「太虚(たお)」の為に独自の感性で詩劇として再構築し書き下ろした、現代に響く作品です。静寂と低音の響きの中、メディアの激情が詩的な言葉と身体表現によって浮かび上がる本作を、リオフェス2025にて上演いたします。

あらすじ:
『メディアマシーン』は、ギリシャ神話の王女メディアによる愛と復讐の物語を軸にしながらも、
その枠を超え、現代の暴力・沈黙・欲望といったテーマを鋭く照らし出す作品です。

ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーが遺した断片的で象徴的なテキスト「メディアマテリアル」は、
岸田理生の手によって、より官能的かつ詩的な言語へと変容し、身体表現とともに舞台上に立ち上がります。
神話に潜む普遍的な「人間の業」は、現代社会に通じる問題として再解釈され、 観る者に問いを突きつけます。

メディアの内に渦巻く激情、破壊への衝動、そして静かに忍び寄る孤独。
それらが音楽、照明、沈黙とともに交錯し、観客の感覚と精神に深く染み込む——
『メディアマシーン』は、単なる悲劇の再現ではなく、私たち自身の物語を炙り出す舞台です。